Spotifyでプレイリストをちょくちょく、作っています。
いくつかは公開もしています。
例えば、
スタンリー・キューブリックの映画に使われていた曲を集めたプレイリスト、
例えば、
菊地成孔氏がスピンした曲を集めたプレイリスト
とか、そんな感じなんだけどVinylで持っているコンピを買い直すとかはちょっとカネ的に無理なのでSpotifyで再現してみたりするんだ。
例えば、大学生の頃、凝っていたNew Orleans R&Bのコンピ。
"Rockin’ To New Orleans All Star Hitmakers"
1982年に発売されて、現在は廃盤。
これも再現してみた。
“Rockin’ To New Orleans All Star Hitmakers”は別に名盤とか言われているようなものではないのだが、当時乗っていたシビックの中でよく聴いた。
40分以内に収まる内容で、一曲目がエルモア・ジェームズだったからだと思う。
New Orleansなのにエルモア?と思って買ったんだけど、悪くない。
むしろ、良い。
New Orleansの名コンピと言えば有名な”Gumbo Ya-Ya”なのだが、こっちの方が短い分だけ、有名曲で凝縮されているから初心者向けだったのかもしれない。
今でも”Gumbo Ya-Ya”は2枚目で良いんじゃないかな?と思うよ。
今、俺が一番聴いている音楽はブラック・ミュージックと呼ばれるものになるのだと思う。
入り口はブルースだったんだけど、ブルースを聴き始めたばかりの頃、俺の住んでいた街にもYou&Iとか貸レコード屋があって、その頃に借りた一枚が"RCAブルースの古典”。
なんかもう、この時代になると文学みたいだよね。
これも、再現してみた。
中村とうようさんが監修した名コンピで世界的名盤と言われた一枚だったらしい。(色々、情報間違えているかも)
当時はその後、クラシックスシリーズでヒットを飛ばすブルースをメインとしたP-Vineも無かったんじゃないかな?
でも、この頃のレコードは面白いよ。
T-BONE WALKERのレコードに同封されているハガキを送るとギターを貰えるとか、80年代のサブカルが花開く直前の音楽業界がとても熱心だったというのがうかがえる。
実際、面白かったし、儲かったんだろうな。
俺はガキだったから間に合わなかったけれど。