2016年05月02日 The Revenantの走り書き 主人公、熊、主人公を追うネイティブ・アメリカン。三者ともに行動原理の背景にあるのは家族。同一の主題がフーガのように紡がれてゆく。主人公が冒頭で熊に襲撃されるのは、それを観客に示すため。「復讐は無意味なのか?」という問い、復讐の是非を中盤に登場するキャラクターが、「復讐は創造主の手に委ねる」と主人公に話す。生活の全てを復讐に捧げることの無意味が、その理由だ。「創造主の手に委ねる」は、具体的に物語終盤に提示される。続きを読む タグ :レヴェナント:蘇えりし者アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ